2016年3月24日木曜日

森下幹人お勧めの映画「キューティ・ブロンド」



森下幹人のおすすめ映画、今回は2001年のアメリカ映画「キューティ・ブロンド」です。リーズ・ウィザースプーンが明るくポジティブなブロンド女性を好演しています。

・あらすじ
ブランド物とファッションとピンクが大好きなエル・ウッズは、上院議員を目指す恋人から「君はブロンドすぎる」という理由で振られてしまう。一時期ふさぎ込むエルだが、友人たちの励ましから立ち直り、元恋人と同じハーバード大学の法学部を目指し猛勉強を始める。結果見事合格し、大学の寮生活が始まる。
元恋人と再会を果たすが、なんと彼にはビビアンという婚約者がすでにいるという。あきらめきれないエルはもう一度振り向いてもらうため、法律の勉強を一心不乱にこなしていく。

欧米で「ブロンド」というのは、おバカな女性を意味するスラングです。主人公のエルは髪の毛も文字通りブロンドの女性。ブロンドをテーマにした作品は数多くありますが、特に面白い作品の一つだと思います。
森下幹人が注目してほしいのは、エルとビビアンの関係です。最初は相手にされないエルですが、勉強を続け少しずつ法律を理解していくのを見てやがてビビアンは態度が変わっていきます。
メインストーリー意外にも見どころがたくさんある映画なので、何度も見返す楽しみがあります。たとえばエルのブロンドヘアーですが、場面に合わせて少しずつ色を変えているというこだわりです。髪のセットだけで数時間かかるといい、撮影もそれだけ大変だったことがうかがえます。そんなこだわりがあるからこそ名作といわれているのだと思います。
シンデレラストーリー、コメディが好きという人にもおすすめの一作です。

2016年3月17日木曜日

森下幹人お勧めの映画「プラダを着た悪魔」



森下幹人のおすすめ映画、今日は2006年のアメリカ映画「プラダを着た悪魔」です。
アン・ハサウェイ、メリル・ストリープが共演しているという豪華キャストの作品として知られています。

・あらすじ
大学を卒業したばかりのアンドレアは、ジャーナリストを目指しキャリアを積むため、ファッション雑誌の編集長アシスタントになる。
しかしそこの編集長ミランダは、理不尽な要求ばかりしてくる鬼のような女性だった。
夢のためなんとか縋り付いて仕事をこなすアンドレアだが、私生活を返上して仕事をしていたからか、友人や同棲している恋人まで離れていってしまう。
着実に出世していくアンドレアは、自分にとって何が大切なのか考え始める。

10月に公開された映画「マイ・インターン」では女社長役を務めたアン・ハサウェイ。実は過去に新米アシスタントの役をやっていたんです。そう考えると、なんだか感慨深いものがあります。
女性向けの仕事と恋愛が中心のストーリーですが、夢の仕事のため死力を尽くす魅力的な登場人物が、映画を見る人たちに語り掛けます。「本当にその仕事でいいのか?」「自分の人生は満足できるものになっているか?」…見終わった後、すっきりする人も多い映画ですが、何度も見ると考えさせられる作品だと気づくと思います。
仕事は確かに大切ですが、それ以上に大切なものもあるのではないか。そんなことを題材にした素敵な映画です。森下幹人のような男性でも十分楽しめます。
ぜひ一度観賞してみてください。

2016年3月5日土曜日

森下幹人の好きなアクション映画監督はジョン・ウー

映画が大好きな森下幹人ですが、仕事などの都合により
自宅でDVD鑑賞で済ませてしまう作品も増えてきてしまいました。
しかし、できるだけアクション作品は、映画館で見るようにしています。
いくら自宅の大きな画面でDVDを見たとしても、映画館のあの迫力には敵いません。
特に森下幹人が好きな監督の一人であるジョン・ウー監督の作品は、
アクション大作であると同時に、「バイオレンスの詩人」と呼ばれるほどの繊細な演出が見られるので、
テレビの画面では細部の演出を見逃してしまう危険性があるからです。
一度、大スクリーンで見てから改めてDVDで繰り返し作品を見るのです。
丁寧に作られた作品程、何度みても楽しめるだけでなく、新しい発見があるので、飽きる事はありません。
ジョン・ウー監督の作品の中でも、『男たちの挽歌』は、
監督自身の出世作品で、多くの賞を受賞してあるだけあり、見応え十分でお勧めできる作品です。
アクション作品と言うと、男性が好むイメージが強いかもしれませんが、
細部まで拘って演出されていますし、登場人物達の心理描写も繊細なので、
女性でも十分に楽しむ事ができます。
バイオレンスに関しては、否定的に見る方も少なくありませんが、
ジョン・ウー監督は映画でバイオレンスを描く事で、その残酷さを伝えようとしていますし、
平和の象徴である鳩を意識的に演出に加える事により、
平和を訴えてもいるので、多くの方に是非映画館で見て欲しいです。