2016年6月27日月曜日

森下幹人お勧め映画「サマーウォーズ」

普段は実写映画を中心に観ている森下幹人ですが、アニメ映画も大好きです。
特に森下幹人がアニメ映画で好きな作品は、2009年に公開されたサマーウォーズです。
公開当時はヒットしましたし、テレビでも何度も放送されているので、
一度は観たことがある人も多い作品でしょう。
森下幹人がサマーウォーズを好きな理由は、
人間が協力することの素晴らしさに改めて気付かされたからです。
あらすじを簡単に説明すると、人工知能の暴走を食い止め地球を救う壮大なストーリーです。
様々な人々が立場や年齢、国籍を超えて協力し合うことで、
最後は人工知能の暴走を食い止め地球を救うことができます。
超簡単にザッとあらすじを説明するとこうなりますが、
森下幹人は毎回サマーウォーズを観るたびに感動してしまうのです。
現在の世界では、お互いの価値観を主張し対立を繰り返した結果、
世界中で争いが行なわれています。
世界規模の問題だけでなく、街中で困っている人がいても、
素知らぬ顔で通り過ぎる人も少なくありません。
しかし、サマーウォーズの世界では人々は一つの目的のために、
様々な問題を乗り越え協力します。
現実の世界でも人々が立場を乗り越えて協力すれば、
争いはなくなり優しい世界に生まれ変わらせることができるでしょう。
森下幹人はいつも大好きなアニメ映画を見終わった後は、そんなことを考えているのです。
世界中の人々がサマーウォーズを観れば、協力することの大切さに気付くかもしれません。

2016年6月16日木曜日

森下幹人は日本の映画も面白いと思う

映画好きの人の中には邦画は全然駄目だという人もいるのですが、森下幹人は決してそのようなことはなく邦画の中にも面白いものはいくらでもあるように思います。
確かに邦画の中には日本の映画作りは駄目だと言われるようなひどいものがあるのも事実ですが、中には相当面白いものもあって邦画は駄目だと見ないのは勿体無いですね。

最近見て面白いと思った邦画だと、少し古い作品ですがマルサの女があります。
伊丹作品はどれもかなり個性的で面白いのですが、マルサの女は税務署員という普段あまり馴染みがない職業をスポットに当てているのでそこに新鮮さがあります。
普通の映画だと正義と悪がはっきりしていて悪が嫌われる立ち位置にあるのでしょうが、マルサの女に関しては悪役であっても非常に魅力的であり、税務署の重箱の隅をつつくように税金を奪っていく姿を見ると悪役に肩入れしたくなる部分もあって両方の視点で感情移入ができるので面白いです。
ただ、社会に対する問題提起をするような作品ですから内容が合わない人には合わないので、だれにでも楽しめるというものではないのが残念ですね。
また、これを海外に輸出をして受けるかと言ったら微妙なところですからその点は邦画は弱いということになってしまうのかもしれませんが、しっかりとしたストーリーの土台がある作品を見たいというのであればマルサの女なんかはとても面白いのではないかと森下幹人は思うので見ていただきたいところです。

2016年6月2日木曜日

森下幹人お勧めの映画「容疑者Xの献身」

森下幹人のおすすめ映画、今回は2008年10月公開の邦画「容疑者Xの献身」です。

物語の主人公、帝都大学理工学部物理学科で准教授をつとめる物理学者、湯川学(変人ガリレオ)を福山雅治が演じています。難解な事件の協力を求めるのが、熱血新人刑事の内海薫。柴咲コウが演じ、性格の全く違う二人のコミカルなやり取りがあるのもこのシリーズの面白さです。

・あらすじ
ある日大田区のスポーツ広場で死体が発見されます。
被害者は全裸で指紋は全て焼かれ、顔も鈍器のようなもので潰されいます。
身元判明まで時間がかかると思われていましたが、捜査開始間もなく身元が判明します。
その被害者の男は富樫慎二、無職の39才。
家賃が払えず簡易旅館などを点々とし最後に宿泊した旅館の鍵が行方不明だった為、
盗難届けが出されていたことからに身元判明に至りました。
そして乗り捨ててあった自転車のハンドルの指紋と旅館に残されていた指紋や毛髪のDNAなどから断定されます。
容疑者候補として、元妻の松雪泰子演じる花岡靖子が捜査線上にあがります。
しかし花岡には完璧なアリバイが存在がありました。
花岡の家を内海が訪ねた時に、隣人の堤真一演じる石神に話を聞きます。
石神がポストから出した郵便物の中に帝都大学のものがあり、
内海は石神の話を湯川にすることから物語が始まります。
湯川は知っている限りでは天才と呼べるのは石神だけだというのである。
湯川は石垣に会いにいきますが数学にしか興味を示さなかった石神のある変化に気付きます。

献身という全ての意味が最後の最後でわかります。堤真一の演技力がもの凄いです。
そして天才ならではの作り込まれたアリバイ工作。自分の犠牲にしてでも守りたいもの。自分を救ってくれた人への恩返しとも思える深い愛情と湯川と石神の友情が交錯します。
この映画は邦画で一番というくらい深く考えさせられた映画でした。
どの世代にも見て欲しい森下幹人のおすすめ映画です。