2016年11月21日月曜日

森下幹人は映画に投資をしています

森下幹人が大学生だったとき、同じゼミに映画監督を目指している友人がいました。その友人は大学には籍を置いているだけでほとんど講義には出ず、映画研究会というサークルの部室に入り浸る毎日をおくっていました。

森下幹人は夢を追っている姿が格好いいとひそかに尊敬の念を抱いていましたが、ある時、エキストラとして作品に出てくれないかと誘われました。通行人の役ということで顔も映らないぐらいのエキストラだったので、快く引き受けました。

森下幹人も映画を見ることが大好きで、作品を撮影するときの様子について知りたいという興味を持っていたからです。華やかな世界だろうと思い込んでいましたが、実際の撮影現場では怒号が飛び交っているので驚きました。撮影に使用するカメラにはガムテープが貼られていて、監督が座る椅子もボロボロです。

後から友人から話を聞くと、映画を撮影するには莫大な費用が必要になるけれど、資金が不足しているのでボランティアで活動している人も多いと教えてくれました。出来上がった作品は、素人が作ったとは思えないくらい素晴らしいものでしたが、資金がもっとあればさらに良い作品になったと想像できるところもありました。夢を実現するためにはお金がかかることを身をもって体験することになりました。

それから森下幹人も社会人になって経済的に余裕がでてきたので、映画製作に資金が足りないので支援者になってほしいという話をきいたときは、投資をするようにしています。