2016年12月28日水曜日

森下幹人が最近みた映画について。

森下幹人が最近見た映画の一つが、『凶悪』です。決して新しい作品ではありませんが、過去の事をメインに描かれているので、いつ見ても古さを感じさせない作品だと思います。キャストを見た地点で、とても癖があると思っていましたし、実話を基に作られていると知っていたので、現実にどのような事件が起こったのか、とても興味がありました。

死刑囚の告白から、ストーリーが展開するのですが、死刑囚になっていると言う事は、それなりの罪を犯していて、更に罪を告白している事に、大きなショックを受けました。単なる映画だと思うと、それほどの衝撃は無いのですが、実際に起こった事だと想像すると、悲しみや苦しさを感じました。

森下幹人が知らない世界にいる人達は、本当にこのような生活をしてるのかもしれません。この物語に似た事件を、最近のニュースで見聞きしました。映画は楽しむ物でもありますが、同じ過ちを繰り返さないためや、社会に問題を投げかける手段の一つでもあるのだと思いました。

映画としては、フィクションと考えても、緊張してしまう場面の連続でした。比較的、森下幹人は実話を基にした作品を見る傾向が強いです。どこまでがノンフィクションで、どこからかフィクションなのか曖昧ですが、俳優陣の生々しさは映画ならではだと思います。ファミリーやカップルで楽しく見る作品ではありませんが、一度は見ておくと良いと思いますよ。体調もメンタルも万全の時に。