2017年11月30日木曜日

森下幹人はジブリ映画も観ることが多い

映画好きのイメージからするとジブリはあまり見ないと思うかも知れませんが、森下幹人は結構好き好んでみたりします。
封切りとなった時にすぐに観に行くかは別ですが、テレビで放送されているときにはほとんど視聴しています。

ジブリの良いと思うところは、良くも悪くも大衆が楽しく観ることができるように作られているというところで、安心感があるのが魅力です。
それをありきたりと考えてつまらないと思う人もいるかも知れませんが、万人にとって面白いと思える作品を作るのは大変なことですから、これは本当によくできているなと常々感じています。

ジブリ映画と言っても作風は様々で、ハートフルな物語も多ければいろいろ考えさせられる作品もあって幅の広さも森下幹人が感心をするポイントです。
どちらか片方に寄っているのは比較的やりやすいのでしょうが、まんべんなくあらゆるジャンルで面白い映画を作るというのは並大抵のことではありません。
どのような作品にしても、高い評価を得るだけの質で仕上げるというのがジブリの最も凄いところではないでしょうか。

大衆受けする作品というのは簡単にできるように見えて、高い次元でバランスが取れていなければなりませんから、やはりジブリは凄いと思います。
そして、こんな事をいちいち考えずに頭を空っぽにして観るがまま感じるがままに楽しむのが、ジブリの良いところでもありますから、観ているときには余計なことを考えず作品に没頭するようにしています。

2017年11月24日金曜日

森下幹人は映画仲間と意見交換をすることもある

森下幹人の周りには映画好きはそれほど多くないのですが、何人かとても信頼できる仲間がいるのでときに意見交換をし合ったりして楽しんでいます。
割と映画好きというのは、我が強いところがありますから自分の考えが絶対だと思ってしまうフシがあり、意見交換というよりは言い争いになってしまうケースも少なくありません。

それだけに同じ趣味を持っているから仲良くできるとは限らず、むしろ警戒してしまうことも多いのですが、今いる森下幹人の数少ない仲間は自分は自分、他人は他人という考えの持ち主なので、自分の意見を押し通すこともなければ、人の意見を否定をしたりしません。

そのため、互いにそんな考えもあるのかと楽しく意見交換をすることができるので、より一層映画を楽しむことができたりします。
面白いことにこの映画仲間は、森下幹人と考え方が正反対の部分があったりして作品に対する感想も180度変わったりすることもあるのですが、互いにそれが面白くて感想を語り合ったりすることが多いです。

そのような解釈があったかと感心させられることもあれば、こいつだったらこのように考えているのだろうなと思いながらそれを尋ねてみてその通りだったときのなんとも言えないしてやったり感はとても面白いです。
考え方が共通していると逆に互いに共感をして終わりなのでここまで話が膨らまないでしょうから、正反対の思考を持っていながら反発しあわないところが、映画を語る上で都合が良いのでしょうね。

2017年11月18日土曜日

森下幹人が映画「隠し砦の三悪人」を語る

「隠し砦の三悪人」と言えば2008年に公開された映画を思い出す方がいるかもしれませんが、今回森下幹人が語るのは1985年に公開されたほうです。監督は言わずと知れた巨匠の黒澤明さん、主演は「椿三十郎」や「用心棒」での活躍が広く知られている三船敏郎さんとなります。

黒澤監督の作品と言えば「羅生門」や「七人の侍」、「蜘蛛巣城」など名作がたくさんありますよね。
どの作品も時代や登場人物たちが多種多様ですが共通点として無常観と人間の愚かさや醜さが挙げられます。「七人の侍」では農民のために戦ったのにラストシーンで農民たちは戦って死んだ侍たちの墓には目もくれず、喜びながら田植えをしたり「羅生門」では証言者たちがそれぞれ嘘をついていたり等責めるにはあまりにも身に覚えがある自分勝手さに森下幹人は愛情と空しさを黒澤監督の映画を見るとこみ上げてきます。

ですが「隠し砦の三悪人」は良い意味でそれを裏切られました。
タイトルからして「籠城戦をメインにしているのかな」と予想しましたが全く違います。

時は戦国、百姓の太平と又七は一獲千金を夢見て大名たちの合戦に参加しましたが所属した国の秋月家が敗北した事で2人は捕虜になります。山名家が秋月家の埋蔵金探しに熱を入れていたので2人は他の捕虜たちと共に埋蔵金探しをさせられますが、夜中に起こった捕虜たちの暴動に紛れて太平と又七は逃げ出す事に成功しました。谷に逃げ込んだ2人は村に帰る事にしますが、そこで薪の中に入った金を見つけます。金には秋月家の家紋があり、2人は近くに埋蔵金があると予感しますがそこに見知らぬ男が現れるのでした。

全体的に時代劇というよりも冒険活劇で、黒沢監督の作品の中ではとても見やすいうえに面白かったです。

2017年11月8日水曜日

森下幹人は映画の見どころを見つけるようにしている

映画好きを自負する森下幹人としては、どのような作品にも良いところがあるという信条の下、つまらないとされるものでも、見どころを見つけようとします。
確かに見ていて退屈であったり、話の流れがおかしいあるいは稚拙に感じる作品はありますし、あまり評判の良くない作品はそれなりの理由があったりするものです。

しかし、悪い部分に目を向けるのは簡単ですから、その中でも良いところがないか考えながら見ていると楽しむことができます。
じっくり見ていれば必ず見どころは見つかりますし、そのようなシーンは監督が何かを表現したかったのだなと感じさせる部分ですから、そこを見つけた途端に急に面白い作品に見えてくることも少なくありません。

全体としては出来がいまいちだったと感じたとしても、監督の意図を感じさせるシーンを理解することができれば、このようなことを表現したかったのだろうなと、想像をする余地が湧いてくるのでそれはそれで楽しかったりするものです。

もちろん、映画好きの森下幹人といっても全ての作品を面白いと思って見られるわけではありませんし、教育映画のようなものであればそもそも教育が目的なので作品としての面白さを重視しているわけではないので、さすがにこのようなものであれば面白くないと感じてしまうことはあります。

しかし、それ以外の大衆向けに作られたものでしたら、必ずどこかに見どころがあると思っているのでそれを頭に入れながら見ていると結構楽しめるものです。